| ■ ID | 611 |
| ■ 種類 | 学会発表 |
| ■ タイトル | 外生菌根菌に感染したアカマツ実生苗の地下部動態の計測 |
| ■ 著者 | 三輪誠
埼玉県環境科学国際センター |
| ■ 出版元 | 日本森林学会 |
| ■ 出版年 | 2006 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | 第117回日本森林学会大会、平成18年4月2日 |
| ■ 抄録・要旨 | 多くの樹木は外生菌根菌と共生関係を築いている。外生菌根菌は、樹木の養水分の吸収を援助するとともに、樹木から同化産物を炭素源として受け取って生育していると考えられている。そのため、樹木が生育する環境の変動は、樹木そのものに影響を及ぼすだけでなく、地下部における外生菌根菌の生育にも影響を及ぼす可能性がある。また、外生菌根菌への影響は、樹木の生育にフィードバックされることも考えられる。しかしながら、外生菌根菌の生育の場は土壌中であり、さらに根に形成された菌根や根の外部に形成された根外菌糸体が微小な構成体であるため、これらの生育状況、特に土壌中での動態を把握することは極めて難しい状況にある。
本講演では、角型ケースを用いた地下部動態の観察および計測法を紹介するとともに、高濃度CO2暴露下における地下部動態計測についてもふれた。 |
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